私がパウダー好きになったきっかけはロッカーボードだった。キャンバーとの違いをカンタン解説&購入した板を紹介します。

スノーボードには色々な楽しみ方があります。

ざっくり挙げてみると

①フリーランをする
 ・地形遊び
 ・グラトリ
②パークで遊ぶ
 ・キッカー
 ・ジビング(ボックス、レールetc)
③パイプで遊ぶ
④パウダースノーを滑る
⑤バックカントリーを滑る

といった感じでしょうか。

 

現在わたしは30歳半ばを超え、朝から晩まで元気に滑るほどの気力と体力がなくなってきました(悲)。そのため、以前は大好きだったパークへはほとんど行かなくなりました。その代わり、以前まで大嫌いだったパウダーを滑ることが大好きになりました!

 

今回は、私が一気にパウダー好きになったきっかけの話をしてみます。

 

パウダーライドが嫌いだった理由

嫌いなものには理由があります。なぜ嫌いだったのかと言うと、この一言に尽きます。

 

転んで埋まるのがイヤ!


パウダーライドをしていると、ボードのノーズ(先の部分)が雪の中に入り込んでしまい、そのままつんのめるor埋まるなどして進まなくなったり転んだりすることが、往々にして起こります。

 

そして一度止まったり転んだが最後、ふわふわのパウダースノーにすっぽり埋まってしまい、這い出すのにとてつもない体力と時間を要します。

 

そしてまたイヤなのが、その時の孤独感!

 

ひとりでせっせと雪を掻き分け、足元の雪を固めようとパンパン叩いきます。すると息はどんどん上がるばかり。この行動で、ものすごく体力が奪われるのです。

 

「このままずっと出ることができないのではないか!?」


この孤独な気持ちと恐怖は、パウダースノーに埋まったことがある人は一度くらい経験があることでしょう。

 

数年前の私はこのようなことを繰り返しており、パウダースノーになると憂鬱で仕方ありませんでした。

 

 

パウダー好きにさせてくれた板「Burton/Feelgood smalls V-Rocker」

私と正反対で、夫はパウダーライドが大好き。

夫と出会い付き合いだすと、必然的に夫の好きなゲレンデに連れて行かれるようになり(車出すのが夫なので)、強制的にパウダーを滑る回数が増えました。しかしパウダー嫌いな私は、全然楽しく滑れない…。

 

そんな私を不憫に思った夫は、あるボード(板)を私に買い与えました。その板により、私はパウダーライドが大好きになったのです。

 

Burton / Feelgood smalls V-Rocker

 

既に廃盤モデルですが、この板との出会いが私を変えたのです!

余談ですが、実はこの板、キッズ(ガールズ)モデルです。小柄(身長:149cm)な私は、海外メーカーならキッズでもいけちゃいます。

 

 

板の形の違い:キャンバーとロッカー

「Feelgood smalls V-Rocker」を買い与えられた頃に流行っていた板は、ロッカーという種類。「Feelgood smalls V-Rocker」も、V-RockerというBURTON特有の名前ではありますが同じロッカー板です。

それまで使用していた板はというと、昔からスタンダードとされているキャンバーという種類。

 

キャンバーとロッカー、板を下に置いて真横から見たときの形状が違うのです。

比較してみましょう。

(使用画像引用元:Burton.com | Burton Snowboards

 

 

①キャンバー:中心が浮いていて、前後の部分が雪面に触れる

②ロッカー:中心が雪面に接していて、前後が反っている

 

この形で滑りの何が変わるのか。

それは、進むときのパウダースノーへの接し方です。

 

 

①キャンバー:浮いている中心部に人が乗ることにより、雪面に向かって力がかかる

②ロッカー:前の部分が雪面に接していないので、雪面に向かう力がない

 

これがどういうことかというと、パウダースノーを滑るとき、キャンバーは雪にもぐりこみやすく、ロッカーは雪にもぐりこむことがないということ。それはつまり、ロッカーだとパウダースノーに埋まる可能性が減る!ということなのです。

 

ロッカーボードはパウダーライドのために作られたものではないのですが、上記のような理論をちゃんと理解していた夫は、高額なパウダー専用板ではなく似たような効果を得られる安価な板で、ひとまず私の様子を見たわけです。

 

夫の狙いは大当たりで、わたしは、埋まることなくパウダーを滑れたときの楽しさに取り付かれてしまったのでした。

 

ちなみに、BURTONでは私が購入したV-Rockerはすでに取り扱いがなく、さらに進化したFLYING V™という形状がロッカータイプの板として、メンズ・ウィメンズ・キッズで販売されています。

 

引用元:Burton.com | Burton Snowboards

 

△これはウィメンズ2017-18モデルの「FEELGOOD Flying V」です

 

 

板の性能を知って活かし、ラクして楽しめばいい

この経験で分かったことは、目的に応じた道具をうまく使えばいい、道具に頼ってもいいということ。

 

キャンバー板で脚力を使って滑って疲れて(※1)、挙句の果てに埋まる。その結果、楽しいはずのパウダーを嫌いになってしまう。

それではあまりにもったいない。


道具に頼ってラクにパウダーを滑ることで、本来の楽しさを味わえたほうがいい!

夫はそう教えてくれたのでした。

 

※1:キャンバーでパウダーを滑ろうとすると、必然的に後ろ足加重やセットバックをいれ、板の先を上げて滑る必要がでてきます。そしてそれがめちゃめちゃ疲れます。

でも私は、1枚の板でどんなコンディションの雪でも滑れるのが格好いいと思っていたので、パウダー用の板を導入することには否定的でした。

 

 

まとめ

私がパウダーライドを好きになれたのは、意地を張らずパウダーボードに頼ったからなのです。

日々進化しているスノーボードのギア(道具)。それらに頼ることは決して格好悪いことではないと気づきました。むしろ、適材適所で使うことこそが格好いい気がします。

 

モチロン、なんでもかんでも便利道具を使えば言い訳ではないと思うので、自分にとって本当に必要な道具を見極める力も必要になると思いますが。

 

 

さらに買っちゃった「JONES/WOMEN’S HOVERCRAFT」

と言うわけで、パウダー大好きになった私は、さらなる快適さと浮きを求めて、2015-2016シーズン中に新しい板を買ったのです。パウダー専用の板です♡

 

JONES SNOWBOARDS/WOMEN’S HOVERCRAFT

 

乗り心地??そりゃーもう、最高ですよO(≧▽≦)O
ますますスノーボードが好きになっちゃうよね!

 

この記事は、管理者のメインブログ:凛と柔く で2016年4月19日に初公開したものです。当ブログへの移転に伴い・加筆修正を行っています。

 

 

 

【着用画像あり】寒がり女子にこそ「バラクラバ」をおすすめします!暖かくてズレない便利なアイテムです。

すでにスノーボード暦10年を超える私ですが、2014-2015シーズンに初めて購入・使用し、その使い心地がとてもよかったアイテムがあります。


年齢を重ね、やんちゃに遊ぶ感じでもなくなってきたので、パークへ行くことも少なくなったこの頃。

代わりに、以前までは大嫌いだったパウダーを滑ることが大好きになりました!今回レビューするのは、そのパウダーライドにうってつけの“バラクラバ”です。

 

『バラクラバ』を知っていますか?

パウダーライドが好きな人、中でも特に男性の使用率が高いアイテムのひとつに、“バラクラバ”というものがあります。どんなものかというと・・・・こんなんです。

 

 

まるで忍者。いや、どちらかというと変質者!?もじもじ君!?というレベルで怪しいです。でもこれ、私の周りのパウダー好きな男性は高確率で使用しています。もちろん夫もその一人。

 

滑るときはこのままではなく、この上にビーニー(ニット帽)を被ります。人によっては、ネックウォーマーも

 

ここまですると、頭や首部分の露出はほぼゼロになり、一見すると、口元にマスクをしているだけに見えます。(ネックウォーマーをしなくても、ウエアの首元を一番上まで上げちゃえば、バラクラバの首の部分は見えなくなります)

 

私たちのようなガツガツ滑る人種ではなく、「年に数回ボードするよ!」的な方々にとっては、ネックウォーマータイプや、バンダナタイプのフェイスマスク(下の画像をご参照ください)が主流かと思いますので、バラクラバをみるとちょっと引かれます。特に女性。。。

 

 

私は一昨年の初パウダーに当たった日、初めて使用。それも、バラクラバにプラスしてネックウォーマーを口元まで引き上げ、重ね使いをしました。

当日はトイレで手早く装着し、サッとビーニーを被りました。女性の使用者はそこまで多くないので、周りの人には結構驚きの目で見られましたが(・・;)

 

 

私が購入したバラクラバ

2014-2015シーズンは、本当にパウダー当たり年でした。


そんな中、私は前述のバンダナタイプのフェイスマスクを使用していたのですが、

 ①隙間風が寒い

 ②ズレる

 ③自分の巻き上げた雪が入り込む

の3重苦がイヤでイヤで仕方なくなり、バラクラバを買う決意をしました。

 

先にも触れましたが、女性の使用者はまだそこまで多くないためためらっていたのですが、背に腹は変えられん!と一念発起です。以前、バラクラバ使用の女性を数人見かけたのも後押しになりました。もちろん彼女らも、パウダー狂の人種です。

 

と言うことで、夫にどこのメーカーのを買おうかを相談したところ、薦めてくれたのでコレを買いました!アウトドア用品で有名な mont-bell(モンベル)オリジナルのもの!モンベルさんにはインナーでお世話になっているので、なんの不安もなく黒のSサイズを購入しました。

 

▲ モンベル(mont-bell) ジオラインL.W.バラクラバ 1107500 (ブラック(BK)

(モンベル公式HPの商品ページはこちら

 

スノーボードメーカーが売り出しているバラクラバは結構なお値段するのですが、これはなんと¥1,429 +税!モンベルさん、相変わらず安い!それなのにオリジナルの素材、ジオラインのおかげで薄さの割に暖かいです。(分厚いものと比べてはいけませんが)

 

▲mont-bell:バラクラバ商品ページより引用


私が普段滑りに行く山は「奥美濃」と呼ばれる、岐阜県郡上市の高鷲です。長野や新潟ほど寒くはなく、プラスアルファの工夫をして使用するのであれば、この素材で十分だと感じました。

 ※長野、新潟、はたまた北海道などとなれば話は別。もっと厚みと保温性、さには防風性もあるものを使用するのがいいと思います。

 

 

バラクラバのいいところ

パッと見では怪しさ満点のバラクラバですが、私から見たいいところは以下の2つ。

たった2つですが、パウダーランをする際にはものすごく重要です!どれだけパウダーランが好きでも、寒いというのは動きを鈍らせ、滑る気力を奪ってしまうのです。

 

1.フェイスマスクより暖かい!

マスクって案外寒いです(素材にもよりますが)。

でもバラクラバを使用すれば、頭~首までまとめて保温でき、ビーニーとマスクを別々に使用するより確実に暖かいです。


また、バラクラバは"もじもじくん"状態で、常に布地が肌に密着しているため、フェイスマスクのように、隙間から風が肌を直撃!という部分がほとんどなく、暖かい要因となっています。

 ※鼻~目の部分は開口部ですがゴーグルをつけてしまうので、実質的には肌をさらしているとはいえない。

 

しかも降雪時はウェアのフードも被ってしまうため、バラクラバ+ビーニー+フードの3重防寒です。頭からの熱が逃げるのを防ぐだけで全然違うと実感しました。


もちろん、素材にもよるし、これ1枚だけでは防寒不足なので、ネックウォーマーの使用や、ウエアのファスナーを上まで上げるなどの工夫は必要です。

 

2.ズレない!外れない!

マスクだと、滑っているときの首の動きや受ける風、話しをしている時の口の動きなどで、案外ズレてきます。でもバラクラバの場合、繋がっているのでズレることはありませんし、ましてや外れるなんて事はないのです。


降雪時に外れたマスクを直すのがどれだけ面倒か…。グローブを外す必要もある場合だと、手も冷たくなってしまいますしね!

 

 

バラクラバ使用時に気をつけること

わたし的に大ヒット!となったバラクラバですが、使用時に気をつけたほうがいいところもあります。(注:私が購入したものの場合

 

1.風を通します

これは、私が使用したものについてであり、バラクラバ全般に言えるとは限らないのですが。

もしもモンベルに行かれることがあったらジオラインという素材を触ってみてください。正しく、薄いです。そして完全に風を通します。


なので先ほどから何度も言っているように、ネックウォーマーやウエアを上まで上げるなどの、プラスした防風対策が必要です。

 

 

2.息の吐き方に気をつけないと、ゴーグルが曇る

普通に滑っているときやリフトに乗っているときは、息が外気にそのまま逃げるので問題ないのですが、ゴンドラなどの狭い空間、風の動きのない空間に入ると、自分の吐いた息が生地内を通りあがってくるため、ゴーグルの内側が曇ってくる確率が割と高いです


そんなときは、鼻にかかる部分の布を口の下まで下げて呼吸するのがお勧めです。ゴーグル曇るのはホントにテンション下がりますからね。

 

3.女性は髪の処理を工夫する必要がある

頭からすっぽり被ってしまうため、女性、特に髪の長い方はその行き場に困ります。

私はボブヘアですので、耳に掛けてバラクラバ内に収納する髪と、顔の横からだしてしまう髪とで分けました。長くないので出してしまっても、そう邪魔にはならないのです。

その点、髪の長い方はどうしよう、となるかも。

 

降雪が強いようであれば、全て収納してしまうのがお勧めです。

 

バラクラバでないとしても、長い髪のほとんどををダラリと垂らしている人を見ますが、あれは髪によくないな~といつも見ています。とてつもなく痛むと思います。

 まず、雪山の空気は乾燥しています。そして雪が髪について濡れます。さらにそれが乾くとパサパサになります。で、痛みます

 

髪にとってはとても過酷な環境である雪山。髪を乾燥した空気に晒し出しっぱなしにすることで、さらにいじめてしまうのです。髪がかわいそうに思えて仕方ありません。(確かに、出していた方が可愛らしいのですけどね)

 

 

最後に

バラクラバの素敵さ伝わったでしょうか?

仲間内の女性でもバラクラバデビューした子がいますし、パウダーライドが人気になった今、女性の使用者がもっと増えるといいな~なんて思っています。

 

なんたって、利点があるのです!

装着する時の一瞬の人目さえ気にしなければ、快適なパウダーライドができるので、私はこれからも使い続けると思います!

 

 

【2017.12.19:追記】実際のバラクラバ装着画像

先日、2017-2018シーズンの初滑りをしてきました!

(最近は天然雪で滑れるようにならないとシーズンインしなくなってしまった…)

 

すでに降雪もありパウダー日和でしたので、実際に私が「バラクラバ+ネックウォーマー+ビーニー」で装着している写真を撮ってみました。

こんな感じです。

 

 

曇り空で(降雪時なのでね…)暗くて見にくいので、解説を書き足してみます。

 

 

 

どうでしょう?思ったほど違和感ないでしょ?

 

この日は多くの女性がバラクラバを使用してるのを見ました。どんどん広まっているようで、うれしい限りです^^

まだ降雪の寒さとフェイスマスクにうんざりしているそこのアナタ!今こそ、バラクラバデビューのチャンスですよ~!快適なスノーボードライフが待っています♡

 

この記事は、管理者のメインブログ:凛と柔く で2016年10月20日に初公開したものです。当ブログへの移転に伴い・加筆修正を行っています。

 

 

 

 

 

 

ゴーグルは目を守る大切な道具のひとつ!知識と選び方を覚えよう。

スノーボード馬鹿の私がお送りしているスノーボードに関するアレコレの記事ですが、今回はゴーグルの重要性について書いてみようと思います。

 

ゴーグルは正しく着用しよう

ゲレンデでスノーボードを楽しんでいる方々を見ていると、ゴーグルを使用していない人を見かけます。とは言っても、

 ・ゴーグルを頭(額?)に上げた状態の人

 ・ゴーグルを首にぶら下げている人

 ・そもそもゴーグルを身に着けていない人

など、タイプは色々です。

見た感じだと、そういった状態の方々は、恐らく初心者のみなさんです。

 

そこで言いたいのは、ゴーグルは正しく着用しましょうということ。ゴーグルは着用してナンボ。飾りじゃないのです。

 

と力説したところで、自分が初心者だった時のことを思うと、ゴーグルを使用したくない理由もわかります。思い出してみると以下の様な感じ。

 ・視界が狭くなるのがイヤ
 ・邪魔くさい
 ・特に見やすくなると思えない

 

わかります。わかりますよ!

でもですね、ちゃんと選べばこれらの不満も解消できます。そして、最終的には無いと困る物になります!ですので、ゴーグルについて語らせてもらいます。

 

 

ゴーグルを使用する意味

まずは、ゴーグルを使用することにどれだけの意味があるのかを挙げてみます。

 

1.目の日焼けを防ぐ

ゲレンデにいると、太陽から直接浴びる紫外線だけではなく、雪面で反射した紫外線も浴びることになります。

 

ただでさえ、普段の生活圏よりも標高が高く紫外線が強くなるというのに、その紫外線を方々から浴びることになるのです。すると当然、目にも紫外線が飛び込んできます。

 

目に強い紫外線を浴びる事によって角膜の表面が傷つき、充血・ゴロツキ・まぶしさ・痛みなどの症状を引き起こします。そして、紫外線を蓄積し続けたことにより、白内障や黄斑変性の原因に影響してくると言います。

 

こんな恐ろしい目の日焼けを防いでくれるのが、ゴーグル。いわば、スノースポーツをする時用のサングラスなのです。

 

2.視界の確保をしてくれる

晴天時の雪面では照返しが強く、とてもまぶしくて目を開けているのが辛い位になります。逆に、曇天時は照り返しがないため雪面の凹凸の見分けがつきにくく、滑走に支障を来します。さらにひどい降雪時の滑走は、雪が目に飛び込んでくるため、これまた目を開けていられないほどです。

 

そんな時、天候に合ったレンズのゴーグルを使用することで、視界の確保が出来るというワケ。滑走時の視界の確保をすることは、転倒や他の人との接触・衝突を防ぐためにとても大切です。

 

3.目を風から守ってくれる(乾燥を防いでくれる)

ある程度のスピードで滑れるようになると風を切って滑ることになり、すると当然、その風で目が乾燥します。特にコンタクトを使用している人にとって、目の乾燥は大敵です!ですがゴーグルは、そんな乾燥も防いでくれます。

 

4.目を怪我から守ってくれる

転びたくなくても転んでしまうことがあるのがスノーボード。

スノーボードで使用している板には、鋭利なエッジがついていて、それが頭や顔に当る可能性は十分にあります。それに、逆エッジで顔から転んでしまうことも、初心者の頃には多々あること。そんな時に、目を怪我から守ってくれます。

 

 

  

ゴーグルを選ぶうえで覚えておきたいこと

ゴーグルの重要性を語ったところで次は、自分で最適なゴーグルを選ぶために覚えておきたいゴーグルの知識。

 

ブランドも種類も数えきれないほどあるわけですが、ゴーグルを選ぶ上で絶対外せないのは、レンズの色可視光線透過率

それぞれを理解し天気によって使い分けることで、ストレスのない滑走ができます。他にも形やサイズなど、覚えておくといいことがたくさんあります。

 

基本的に、しっかりしたアイウェアブランドを選べば、サングラスと同じような考え方で問題ないと思いますが、簡単にレクチャーしてみます。

 

可視光線透過率

ゴーグルを選ぼうとしたときとても大切なのが、可視光線透過率。英語ではVLTと表記されます。なんだか小難しい名前ですが簡単に言うと、外からの光をどれだけレンズの中に通すかということ。
この可視光線透過率は0%~100%の数値で表されます。

 ・0%に近い ⇒ レンズが光をカットする

 ・100%に近い ⇒ レンズが光を通す

 どんな天気のときにどんなVLTのものが適しているのか、大体の目安が以下。

 ・VLT   5%~30% ⇒ 晴天時など、太陽光の量が多い時

 ・VLT 30%~70% ⇒ 全天候対応可能で、曇りから晴天

 ・VLT 70%~90% ⇒ 降雪時や曇りなどで太陽がほとんど出ていない時、ナイター

天候によって外の明るさも変わるので、それに合ったVLT値のレンズを選ぶことが重要です。晴天時用のレンズを曇天時に使用していると、雪面の凹凸が全然見えなかったりして、とても危険なのです。その逆も然りですね。

 

レンズの色

先に書いた可視光線透過率と密接に関係しているのが、レンズの色です。

レンズの色が濃いほど(黒に近いほど)VLT値は低く、色が薄いほどVLT値は高いのです。

 

それではどんな色があるのか。

各ブランドによってオリジナルのレンズがあり、はっきり分類するのははなかなか難しいのですが、系統立てることでその特徴を理解することができます。

※以下のレンズ画像は、https://www.burton.com/jp/ja/anon よりお借りしています。

 

オレンジ系・ピンク系

適した天候:晴天~曇天(オールマイティ)

一言:初めてゴーグルを買うならば、この色がおすすめ。

 

イエロー系

適した天候:曇天~降雪

一言:ナイターを滑る時にも重宝します。

 

ブルー系

適した天候:晴天(光量が多くてもまぶしさを軽減してくれる)

一言:私はこの色は使用したことがなく、体験として語れないのが残念です。

 

グレー系・ブラック系

適した天候:晴天

一言:まるでメン・イン・ブラックのようなゴーグル。実のところあまりゲレンデで見かけることはありません。この色も使用したことがないので、体験として語れず。

 

クリア系

適した天候:ひどい降雪時、ナイター

一言:色が入っていなくて透明もしくは、ほとんど色が入っていなくて透明に近いもの。色による視界色の変化がないのが特徴。

 

 

振り返ってみると、暦10年超えの私(決して偉そうに言っているわけではないです)でも、オレンジ系、ピンク系、イエロー系、クリア系の4系統しか使用したことがありませんでした。

逆にいうと、それだけでも十分対応できるという事でもあります。

 

先にも書きましたが、一番のおススメはオレンジ・ピンク系

本当ににオールマイティなので、持っておいて損はないです。と言うよりも、初めてのゴーグルなら一択と言ってもいいほど。

 

次に持っておくと便利だと思うのは、クリア系。

イエロー系でもいいのですが、視界がレンズ色に影響されてしまうことを考えると、クリア系の方がおススメです。

 

実はその昔にナイターで滑っていた時、レンズの黄色とゲレンデ照明の黄色の相性が良くなかったのか、障害物が見えていなくて危うく衝突!という事がありました。それ以来、イエローレンズはちょっと怖い私です(・・;)

 

 

レンズの形

ゴーグルのレンズには、平面球面2種類があります。読んで字の如くなのですが、画像で見てもらうのが早いかな。

例えば、有名どころオークリーで比較するとこんな違いが。

※以下の画像は全て オークリージャパン よりお借りしています。

 

 

このレンズの違いで何が変わってくるのかというと・・・

★平面レンズ

フレームが柔らかいものが多い。レンズと目の距離が近いため、視界が歪みにくい。

 

★球面レンズ

レンズと目の距離が離れている為、ゴーグル内の容積が多くなることで曇りづらい。また、レンズのカーブが眼球の丸みに近いことから、どの方向を見ても一定の距離が保たれており、リアルな視界を体感できる

といった感じでしょうか。

 

私が初心者のころは、球面レンズの歪んだように感じる見え方に違和感があって、長いこと平面レンズを使用していました。ところが数年前にオークリーのゴーグルを使いだしてからは、球面でも平気になりました^^(後述しますね)

 

どちらが優れているということはなく、どちらにもちゃんといいところがありますし、それこそ人によって見え方やフィット感の好みがあるので、自分に合っていると感じるほうを使用すれば問題ないと思います。

 

 

ゴーグルのサイズ

ものすごく初歩的なことに戻ってしまいますが、ゴーグルのサイズ選びについて。

 

メンズ用とウィメンズ用

ゴーグルは主に、メンズ用とウィメンズ用に分かれていることがほとんどです。やはり男性と女性では体の大きさの差と同じように、顔の大きさにも差がありますからね^^

とはいえ、広い視界を求めていた私は、ゴーグルによってはメンズモデルを使用していたりもしました。

 

女性がメンズモデルを使用するのは問題ありませんが、男性がウィメンズモデルを使用するには、ちょっとサイズが小さいな~ってなると思います。なので、男性はメンズモデルを選ぶようにしましょう。

 

 

アジアンフィット(ジャパンフィット)モデル

海外ブランドのゴーグルだと、大体のブランドでアジアンフィット(ジャパンフィット)モデルを展開しています。ブーツもそうなのですが、アジア人特有の体つき顔つきに合わせて、アジア用のサイズに変更してあるものをいいます。

ゴーグルの場合も、やはり鼻が低いアジア人のためにサイズや形を合わせてあるモデルがありますので、それを選ぶのが無難です。

 

おそらく、一般的な量販店やプロショップと呼ばれるところで展開しているゴーグルは、アジアンフィットモデルがほとんどだと思いますが、確認する癖をつけたほうがいいのではないかと思います。

 

 

サイズチェックのポイント

ゴーグルを選ぶとき、もちろん試着をすると思いますが、試着時に私がチェックしているポイントをご紹介。

 

◆視界の広さ

滑走時に大切なのが、視界をどれだけ広く持てるかということ。

試着した時点で、上下左右の視界の広さを確認します。圧迫感を感じたり、ちょっと狭いなと思ったものは選ばないようにしています。

 

ただでさえゴーグルで遮られて狭くなっている視界が、滑走時はもっと狭くなります。なので、平常時で狭いと感じてしまうものはアウト!

 

◆頬骨・鼻へのフィット感

滑走時にゴーグル内に風が入ってきてしまっては、ゴーグルの意味がありません。なので、頬骨・鼻とのフィット感を確かめます。もし隙間があったとしても、ベルトを少しきつくすれば軽減できるのかどうかまで、しっかり確認します。

 

ちなみに、私の場合はどうしても顔や鼻の高さに合わないゴーグルメーカーがあって、それがボンジッパー。鼻が低すぎて、スカスカに隙間が空いてしまいます(笑)。

いくつも試着しているうちに、自分の顔と相性のいいブランドも絞れてくると思いますよ。

 

 

私が使用した・使用しているゴーグル

それでは最後に、私が最近まで使用していた物、今現在使用してるものをご紹介。

 

現在使用:anon.(アノン) WM1

先シーズンまで使用していたものを手放したので、今現在私が使用しているのは1つ。ただし、天候次第で2つのレンズを使い分けています。そんなゴーグルがこちら。

 

anon. WM1

 

▶ anon. WM1 Goggle | Burton Snowboards Winter 16

 

anon.(アノン)は、BURTONが手掛けるアイウェアブランドです。このモデルの特徴は、MAGNA TECHシステム

通常、レンズはゴーグルフレーム内の溝にはめ込む形で固定されているのですが、このMAGNA TECHは名前の通り、マグネット(磁石)で固定されています。それ故、交換がものすごく簡単でラク!このシステムだからこそ、今は一つのゴーグルで過ごせています。

 


anon. Magna-Tech Quick-Lens Change Technology

 

 

先シーズンまで使用していた:OAKLEY(オークリー) splice

先シーズンまで使用していたものはこちら。

 

OAKLEY splice

 

 

すでに廃盤になっているモデルなのですが、ネットでは未だに新品が出回っています。


レンズはVR50 PINK IRIDIUM (ピンクイリジウム)を使用していたのですが、これが本当に見やすかったです。他にクリア系の物を持っていたにもかかわらず、曇天でも降雪でも、これ一つで過ごしていたぐらい。さすがオークリー。

 

このゴーグルが私にとっての初球面レンズで初オークリーでしたが、やはり試してみないと良さもわからないものだと実感しました。

形も私の顔に合っていたようで、風が入ってくることも皆無でした。ものすごく気に入っていたので、そのうちネットで新品を買おうかと思っているくらい。

ゴーグルは何かあったときのために、できれば2つ用意しておきたいですからね(-_-;)

 

OAKLEY spliceを楽天市場で検索する

 

 

まとめ

というわけで、長々とゴーグルについて語ってみました。

今まで首からぶら下げていた人、額に乗せたまま使っていなかった人は、ぜひちゃんと装着してくださいね!

そして購入するときには、

 ・レンズの色と可視光線透過率

 ・レンズの形

 ・サイズとフィット感

をしっかり試着して吟味してください!

それでは、楽しいスノーボードライフを!!

 

この記事は、管理者のメインブログ:凛と柔く で2017年1月26日に初公開したものです。当ブログへの移転に伴い・加筆修正を行っています。

 

オークリー ゴーグル スプライス 59-150J

アジアンフィット【OAKLEY/SPLICE】

 

2017 anon アノン ゴーグル WM1 Apres / Pink Colbalt

日本正規品 レディース アジアンフィット

 

 

 

初心者に覚えてほしい、ブーツの種類と選び方のポイント!

いきなりですが、わたしが使っているブーツはこちら。 

BURTON(バートン)のEMERALDというブーツです。

 

 

写真にもありますが、購入したのは22.5cm。私の足のサイズは両足とも約21cmなので、本当なら22cmあたりが理想ですが、22cmを取り扱っているお店がほとんどないので、これで我慢。

 

幸いなことにBURTONは細身なつくりなので、22.5cmでも大きいという感覚はないし、滑りにくくはないので、良しとしています。大切なのはサイズ表記ではなく、自分の足に合うかどうかですので。

 

ということで今回は、ブーツの選び方で気を付ける点などを紹介してみようと思います。

 

 

ブーツの種類

現在は大きく分けて3種類のブーツがあるので、簡単に説明します。

何の違いで分かれているのかというと、紐の締め方です。

 

各々の特徴は後述しますので、店頭で試着してみて、自分の好みのものを選ぶのがいいと思います。ポイントとしては、履くことが苦にならないものを選ぶこと!

 

レースアップ

一般的なスニーカーと同じように、自分で紐を結ぶタイプのブーツ。

 

 

画像引用:BURTONオンラインストア

 

今では販売されているのをほとんど見なくなってしまいましたが、レンタル店などでは未だにこのタイプを使用していることが多い印象。

GOOD締める強さの調整が細かく行える
BAD :紐の締め上げが大変 ⇒ 力が必要なので、女性にはやや大変

 

2か所で引っ張って締めるタイプ

これは各メーカーが各々のシステムで使用しているのですが、例えば私の使用しているBURTONでは、「スピードゾーンレーシングシステム」とう名称。

 

 

写真の赤丸のところに小さな突起がありますが、この突起は足の内側と外側の両側についています。そこに引っかかっている紐を引くことによって、外側を引くと脛、内側を引くと甲にかかる紐を、それぞれ締めることができる優れもの。

GOOD少ない力でしっかり締めることができる

    締め具合は、脛・甲を別々に調整することができる

BAD :Boa(後述します)と比べると、締めるのに力がいる

前述のように、各メーカーから同様システムのブーツが発売されています。

基本的には同じ原理ですが、引く部分の作りや引いた紐を収める方法、緩めるときのロック解除の方法などは微妙に違うので、その違いも確認しておくのがおすすめ。

より自分に合った仕様のものを選べるといいかと思います。

 

 

ダイヤルを回して絞めるタイプ

ダイヤルを回して絞めるというシステムは、Boa®クロージャーシステムといい、一般的に「Boa」と言われます。

紐の代わりにワイヤーが使用されており、ダイヤルを回すことでそのワイヤーを締め付けるといったものです。

Boaシステムの開発元会社があり、そのシステムを利用しているということになるので、このシステムのブーツは、メーカーが違っても一様に「Boa」と呼ばれます。

 

画像引用:BURTONオンラインストア

 

赤丸のようなダイヤルが足の両側にあるので、それをまわして、脛と甲をそれぞれ締めます。ロックの解除は、脛にある青丸で囲んだダイヤルを使用します。

GOOD:力が全くいらないので、締めるのがラク

BAD :部分的な締める強さの調整が行いにくい

    ワイヤーが切れることがある 

【注】ワイヤー(紐)が切れるのは、もちろん他タイプのブーツでもあり得ることなのですが、わたしの体験として、いままで一緒にいる友人などで一番その頻度が高かったのが、Boaシステムでした。

 

ちなみにこのBoaシステム、今では一般の靴にも採用されているようで、決してスノーボードブーツだけのシステムではないようです^^

 

 

サイズ選び

さて、ブーツの種類が分かったところで、サイズ選びです。

まず言えるのは、サイズで妥協しないこと。

そしてしっかり試着をしてベストなサイズを見つけること。

 

足のサイズを確認しよう

今はどこのショップ(プロショップや、正規取扱店として販売している量販店)でも、足のサイズを測る道具があるはずなので、一回はそれで確認してみるのがおすすめ。

自分で思っているよりも裸足は小さいものですよ、本当に!

 

 

キャプチャ元:Deeluxeサーモ成型ムービー(ロングバージョン) - YouTube

 

  

 

片っ端から試し履きをしよう

ブーツは様々なメーカーから発売されていますが、それぞれ基本にしている足形が違います。そしてモデルによっても、その足形やインナーの作りが違ったりします。

なので、自分の足にピタッとくる、履いていて痛いところや違和感のないブーツを見つけることが大切

 

そして、合うブーツを見つけたら、今度はそのブーツの在庫もいくつか出してもらって、店頭に出ているものと履き比べることができたらベスト!

なぜなら、店頭にでているものはすでに多くの人が試着していたりして、若干クセがついていたりするし、実はブーツ個体によっても微妙にフィット感がちがうもの。

 

時間に余裕があるのなら、店員さんに頼んでみるといいかもしれないです。

もしも時間の余裕がない場合は、店員さんが「新しいの出してきますね~」なんて言って持ってきてくれたものだけでも、フィット感の確認をするといいと思います。

 

そして、試着の際に確認するポイントもいくつかあります。

簡単に項目だけ挙げておきますね!

①ショップで貸してくれる、スノーボード用のソックスを履いて試着する


②ブーツを履いて立ち、フィット感を確認

 →普通に歩いたりしてみて、その状態ですでに痛い部分があるものはNG

 

③滑っている時のように、つま先とかかと交互に体重を乗せて、フィット感を確認

 →つま先が痛かったり、かかとが大幅に浮くものはサイズが合っていないのでNG

 →動かすことで痛い部分がある場合はNG

試着時にチェックするポイントは、ちゃんとしたショップなら店員さんがアドバイスしてくれるはず。そのアドバイスに従って、確認してみてください。 

 

 

ブーツの硬さ

さてこの項目、結構大切です。

たくさん試着をしていくとわかるのですが、ブーツはそれぞれ硬さか違います。

 

硬いってどういうこと?という方は、例えば、ゴム長靴とエンジニアブーツの違いを想像してもらうとわかりやすいかもしれません。それぞれを履いたときの、足首の曲げやすさの違い、脛部分の硬さの違いなんかをイメージしてもらうといいかと。

スノーボードのブーツでも、その部分の硬さの違いがあるのです。

 

 

一般的には柔らかいもが初心者向けとして紹介されています。ですが私としては、個人の好みと身体能力の差、そしてライディングスタイルで、合う合わないが出てくると思います。

※ライディングスタイル:滑るときにどんなことをするか・したいかの意

 

たとえば、初心者でも脚力がある人、足首が柔らかい人は硬いブーツでもいいと思う。

ちなみに私は、あまり脚力がないですし足首も硬いので、歴の長い経験者ではありますが、若干柔らかいものを選んでいます。

 

逆に夫の場合は、脚力が強いうえに、地形遊びをするため踏み込む力や体重のかけ方も激しいため、柔らかいブーツだとすぐヘタるようで、硬いものを選んでいます。

 

このように、硬さって自分のポテンシャルを100%発揮するために重要な要素です。

とはいえこればかりは経験しないとわからないため、初めて買うときには判断し辛い部分かもしれないです。信頼できる経験者や、店員さんのアドバイスを参考に選んでみてくださいね。

 

 

最後に

実はまだインソールという重要な要素もあるのですが、今回はこれぐらいに。

 

初心者の時は、何をどう選べばいいのかわからないのが現実。私もわからなかったので、経験者である知人に同行してもらい、アドバイスをもらいながら選びました。

 

一度購入して使ってみると、様々な合う合わないに直面するわけですが(試着だけでは100%わからなかったりするのもです)、それもまた勉強と捉え、次の買い替え時の糧にするわけです^^

 

たとえ数回使って合わなかったとしても、今はフリマアプリやヤフオクなどでリセールすることもできますので、その売れたお金をを元手に、新たな自分のパートナー=道具を探してみるものアリだと思います!

 

それでは、楽しいスノーボードライフを!!

 

この記事は、管理者のメインブログ:凛と柔く で2016年9月30日に初公開したものです。当ブログへの移転に伴い・加筆修正を行っています。

 

 

2018 BURTON バートン ブーツ SUPREME Black サプリーム 17-18

 

 

スノーボードを長く続けるならヒートテックは卒業しよう。歴10年超えの私が選んだおすすめインナーを紹介!

わたしはスノーボード歴15年を迎える、スノーボード馬鹿。

そんなわたしが、今まさにスノーボードにハマりだした皆さんに伝えたいのは、インナーの大切さ

 

恐らく、スノーボード初心者およびシーズン中に数回行く程度の方だと、インナーにはかの有名なヒートテックを着ている人が多いと思います。なぜなら、わたしがそうだったから。

手に入りやすく、安価。そして冬の寒さに負けない暖かさをウリとした展開。確かに、間違いではありません。 

 

ですがもし、これからまだまだスノーボードを続けたいと思っているのであれば、ヒートテックの卒業をお勧めしたいと思います。そして、実際にヒートテックを卒業したわたしが、現在使用しているインナーを紹介します!

 

 

服装の基本、レイヤリング

ここでまず、基本的なことをおさらいです。

 

先ほどからインナーと言っていますが、本来は、ヒートテックなどのように直接肌に触れるインナーのことを、ファーストレイヤー(またはベースレイヤー)と呼びます。

ファーストレイヤーの上に着るものをセカンドレイヤー(またはミドルレイヤー)一番外側に着るもの(スノーボードの場合、ウェアのこと)をアウターレイヤーと呼ぶのです。

そして、このように重ね着をすることを、レイヤリングと言います。

 

 

ファーストレイヤーで肌の周りの空気の調整と保温を行い、セカンドレイヤーで保温をさらに強化、最後にアウターで防水・防風などを行います。

これがスノーボード時の基本的な服装。

 

「レイヤリング」で検索してみると、1番に出てきたのがモンベルのページでした。このページ、とても分かりやすいです。レイヤリングを知らない方は必見!

性別・季節別のおすすめレイヤリングが細かく図解してあります。

▶ モンベル | オンラインショップ | レイヤリングシステム

 

画像引用:モンベル | オンラインショップ | レイヤリングシステム

  

 

ヒートテックをお勧めしない理由は、乾きにくさ

ヒートテックをお勧めしない理由は、すでにネット上では多く言われていることですが、汗を多くかくスポーツのインナーとしては向いていないから。その理由は、濡れたら乾きにくいことです。

 

やったことない方は意外に思うのかもしれませんが、スノーボードは想像する以上に汗をかきます。初心者だと特に、よく転ぶので起き上がったり転がったりで運動量が多く、びしょびしょになるほど汗をかきます(体験談)。

 

それなのに、ヒートテック素材の特徴ゆえ、汗をかき肌が湿ることでどんどん温まってしまう。そしてそのせいでさらに汗をかく。そしてその汗は乾かない。

なんともよろしくない悪循環です。

 

ゲレンデでの滑走は、単純に滑走する時間だけではなく、リフトに乗っている時間もあるのです。汗が乾かない状態でリフトに乗ると、その汗が冷え、今度は急激に寒くなってくる。これでは快適な滑走ができません。

 

たしかに安価で購入ができる優れものではありますが、スノーボード時のインナーとしては、あまりお勧めできないと感じます。

 

ユニクロHPより引用

 

 

ファーストレイヤーに求める事

上記を踏まえ、ファーストレイヤーに求めるのは主に3点。

① 吸湿性 :汗を吸い取ってくれる
② 速乾性 :吸い取った汗が素早く乾く
③ 保温性 :肌との間の空気層を保温する

1枚目に着るファーストレイヤー、実はとても重要。これ1枚で快適度が全然違ってきます。

 

 

わたしが使用しているファーストレイヤー

今現在、わたしが使用しているアイテムをご紹介。ほんの一例として知って頂けるといいかな~と思います。
過去に使用していたものは後述します。

 

 

トップス:モンベル/ジオラインM.W.ラウンドネックシャツ

きっとスポーツ・アウトドア(特に山関連)にしっかり取り組んでいる方にはポピュラーなこのアイテム。今まで数種類のインナーを試しましたが、価格・手に入れやすさ・機能実感を考え、この数年はこれを愛用しています。

https://webshop.montbell.jp/goods/category.php?category=8

webshop.montbell.jp
これ、本当に良いです。

厚さが3種類あるので、寒がりさんなら一番厚いEXP.(エクスペディション)にすればいいし、暑がりさんなら一番薄いL.W.(ライトウエイト)にすればいい。

わたしはというと、真ん中のM.W.(ミドルウエイト)を愛用しています。

 

モンベルHPより引用

 

これにセカンドレイヤー+ウェア(アウターレイヤー)で、奥美濃(岐阜の美濃地方の北地域の通称)で一番高いゲレンデ・高鷲スノーパークは十分すごせます。
とはいえ、時には北海道顔負けのさらさらパウダーになるほど冷え込むこともあるので、そういう日には、薄型ダウンベストや超軽量ウィンドブレーカーを使用することもあります。

 

このジオライン、素材が柔らかく伸縮性も抜群で、汗をかいても乾きが早い
まだ暑い11月から始まり、極寒の1月~2月を越えてシーズン終わりの5月まで、シーズン中はずーっとこれを使用しています。

 

これだけ差のある気候でも、変わらずジオラインM.W.を着続けられる理由。それは、保温性が良いだけではなくて、体温調節機能が非常にいいから。
現時点ではコスパを考えるとこれが一番だと思うので、今後もリピートすると思います。

 

モンベルHPより引用

 

そんなお気に入りのジオラインM.W.ですが、ひとつだけ難点が。
素材の作りのせいで引っかかりやすいのです。マジックテープなどにくっついてしまってそのまま引っ張ってしまったり、ネットに入れずに洗濯してしまったりすると、すぐ糸が攣ってしまいます
特に、スノーボード用品なんてマジックテープが多いので、その辺は気を使うようにしてます。

 

下は、これ以上被害が広がらないように、自分で縫い合わせたの図。
見た目はよろしくないですが、機能的には問題ないのでこの状態で使用してます。貧乏性ですね・・・。

 

 

ジオラインについて、詳しくはモンベルのHPでぜひチェックしてみてください。(こちらのアンダーウェアのページ、下部に詳細説明があります。)


また、以下のブログも発見しました。
どちらの方もスノーボードとは異なるスポーツですが、やはりその機能性に惚れこんでおられるようです^^

非常に丁寧な説明がされているので、興味を持たれた方はぜひ読んでください。

 

blog.huuuu.jp

rbs.ta36.com

 

アンダータイツ:フェニックス/アウトラスト ストレッチパンツ

さて次は、アンダータイツ。

 

トップスと同じジオラインでもいいのですが、なんせ糸攣りが激しい。スノーボードでは足回りに様々な道具が必要になるので、それらの着脱時に無頓着にできるようにしたいという、ズボラなわたし。

ということで、別のものを使用しています。

 

【WOMENS】PH562UB75 Outlast(R) Mid wt. Stretch Tights

www.phenixstore.com

 

こちらはかの有名なOutlast(R)(アウトラスト)を採用したアンダーウェア。

いまでこそ様々なメーカーで採用されているアウトラストですが、わたしが使用しだした当時はいまほど有名ではなかったような。

 

Outlast(R)とは:「寒い」「暑い」を快適にコントロールしてくれる、NASAのために開発された最先端の温度調節素材です。

素材に組み込まれたミクロのカプセルがウェア内の温度をコントロール。暑い時には、カプセル内のポリマーが身体の熱を吸収しながら、素材自体が熱の伝導率を高めて、素早く外部に放出してくれます。
一方、寒い時には、ポリマーに蓄積された熱を低くすることで、体の熱を外部に逃さず保温します。

 

Outlast 温度調節素材 アウトラスト|テクノロジー|アウトラストとはより

 

画像引用元:Outlast 温度調節素材 アウトラスト|テクノロジー|アウトラストとは

 

前述のジオラインとは異なる仕組みですが、これもまた快適性を重視した機能を持ったウェアです。ジオライン程薄い素材ではないのですが、決してモタつくことはありません。程よい伸縮性と、肌触りが良い感じです。

 

アウトラストを使用したインナーは多くのメーカーから発売されているのですが、このフェニックスのモノで何の不満もないので、初めに購入したとき以降、同じものをリピートしています^^

フェニックスはスノーウェアのメーカーでもありますし、質はいいはず!

 

このタイツ、背の小さなわたしには長いため、若干が裾が余ってしまうのです。足首で溜まった生地がブーツをはいた時に圧迫されて痛くなってしまうため、ふくらはぎ辺りで折り返して履いています。


ボトムはこのアウトラストのアンダーパンツと、その上にウェアの計2枚。

よほどの吹雪でもない限り、脚が寒いと思ったことはありません。どちらかというと、ブーツを履いている足先の方が冷えるかな。(←わたし、かなりの冷え症です)

 

 

過去に使用したもの:ブレスサーモ

先に現在使用してるものをあげましたが、以前に使用した物もあるので併せてご紹介。わたしには合わなかっただけで、合う人もいると思うのです。

 

使用していたのは、ミズノが開発した有名インナー・ブレスサーモ。
どんな原理なのかは、以下のページでご確認ください^^

 

www.breaththermo.com

 

このブレスサーモ、本当にとても暖かかったです。

しかし、当時の裏地は起毛していて、摩擦・物理的刺激に弱いわたしの肌には合わず、着用しているとかゆくなってしまうのが辛く、泣く泣く使用を断念。

 

わたしと同じく寒がり&冷え症な母に譲ったところとても気に入ったようで、買い足していました。

※どうやら現行の素材・仕様はわたしが使用していた当時と違うようです@母談。

 

products.mizuno.jp

 

 

冷えない靴下(ソックス)は五本指だった!

ここでひとつ追加で紹介。


前述しているのですが、わたしは冷え症です。雪山ではいつも足先が寒い思いをしてきたのですが、ちょっと試してみたアイテムでその寒さがかなり改善しました。

それは、五本指ソックス!

わたしが愛用しているのは下記のもの。

 

HPより引用

 

DEELUXE(ディーラックス)という、スノーボードブーツのメーカーが販売しているソックスです。

普段でも5本指ソックスはよく使用しているのですが、【指間が蒸れる→汗かく→汗が冷える=冷え】という流れが、指1本1本が独立していることで解消されるのだと思います。これ、本当!

 

しかも、指間に汗をかいてそこから雑菌が発生することを防ぐことができるので、靴下を脱いだ後の臭いも軽減。

 

あとですね、わたしは足が小さいので市販の靴下は大体大きく、靴下の中で足が動いてしまうため、ブーツの中で靴下が偏ってしまったりしていたのですが、5本指にしてからはそれもなくなりました。

これは滑走時のボードコントロールのしやすさに影響あるのではないかと、密かに思っています。

 

直接肌に触れるものとして、靴下もそこそこ重要である気がします。もしも冷えに悩んでいる人や、ソックスが偏ってしまって困っている人には、ぜひ5本指をおすすめしたい。快適度があがりますよ!

 

 

まとめ

① 汗が乾きにくいインナーは、汗をかきやすい&寒い環境で行うスノーボードには向いていない。

② インナーは重ねて着ることで、より威力を発揮する。

③ ファーストレイヤーに求める機能は、吸湿性・速乾性・保温性。

④ わたしが使用しているインナーは
 ・トップス=モンベル/ジオラインM.W
 ・タイツフェニックス/Outlast(R) Mid wt. Stretch Tights

⑤ 足先の冷えを改善してくれたのは、5本指ソックスだった。

 

インナーの機能をうまく生かして、快適なスノーボードライフを!!

 

 

この記事は、管理者のメインブログ:凛と柔く で2016年9月1日に初公開したものです。当ブログへの移転に伴い・加筆修正を行っています。