【着用画像あり】寒がり女子にこそ「バラクラバ」をおすすめします!暖かくてズレない便利なアイテムです。

すでにスノーボード暦10年を超える私ですが、2014-2015シーズンに初めて購入・使用し、その使い心地がとてもよかったアイテムがあります。


年齢を重ね、やんちゃに遊ぶ感じでもなくなってきたので、パークへ行くことも少なくなったこの頃。

代わりに、以前までは大嫌いだったパウダーを滑ることが大好きになりました!今回レビューするのは、そのパウダーライドにうってつけのバラクラバです。

 

バラクラバ』を知っていますか?

パウダーライドが好きな人、中でも特に男性の使用率が高いアイテムのひとつに、バラクラバというものがあります。どんなものかというと・・・・こんなんです。

 

 

まるで忍者。いや、どちらかというと変質者!?もじもじ君!?というレベルで怪しいです。でもこれ、私の周りのパウダー好きな男性は高確率で使用しています。もちろん夫もその一人。

 

滑るときはこのままではなく、この上にビーニー(ニット帽)を被ります。人によっては、ネックウォーマーも

 

ここまですると、頭や首部分の露出はほぼゼロになり、一見すると、口元にマスクをしているだけに見えます。(ネックウォーマーをしなくても、ウエアの首元を一番上まで上げちゃえば、バラクラバの首の部分は見えなくなります)

 

私たちのようなガツガツ滑る人種ではなく、「年に数回ボードするよ!」的な方々にとっては、ネックウォーマータイプや、バンダナタイプのフェイスマスク(下の画像をご参照ください)が主流かと思いますので、バラクラバをみるとちょっと引かれます。特に女性。。。

 

 

私は一昨年の初パウダーに当たった日、初めて使用。それも、バラクラバにプラスしてネックウォーマーを口元まで引き上げ、重ね使いをしました。

当日はトイレで手早く装着し、サッとビーニーを被りました。女性の使用者はそこまで多くないので、周りの人には結構驚きの目で見られましたが(・・;)

 

 

私が購入したバラクラバ

2014-2015シーズンは、本当にパウダー当たり年でした。


そんな中、私は前述のバンダナタイプのフェイスマスクを使用していたのですが、

 ①隙間風が寒い

 ②ズレる

 ③自分の巻き上げた雪が入り込む

の3重苦がイヤでイヤで仕方なくなり、バラクラバを買う決意をしました。

 

先にも触れましたが、女性の使用者はまだそこまで多くないためためらっていたのですが、背に腹は変えられん!と一念発起です。以前、バラクラバ使用の女性を数人見かけたのも後押しになりました。もちろん彼女らも、パウダー狂の人種です。

 

と言うことで、夫にどこのメーカーのを買おうかを相談したところ、薦めてくれたのでコレを買いました!アウトドア用品で有名な mont-bell(モンベル)オリジナルのもの!モンベルさんにはインナーでお世話になっているので、なんの不安もなく黒のSサイズを購入しました。

 

▲ モンベル(mont-bell) ジオラインL.W.バラクラバ 1107500 (ブラック(BK)

モンベル公式HPの商品ページはこちら

 

スノーボードメーカーが売り出しているバラクラバは結構なお値段するのですが、これはなんと¥1,429 +税!モンベルさん、相変わらず安い!それなのにオリジナルの素材、ジオラインのおかげで薄さの割に暖かいです。(分厚いものと比べてはいけませんが)

 

▲mont-bell:バラクラバ商品ページより引用


私が普段滑りに行く山は「奥美濃」と呼ばれる、岐阜県郡上市の高鷲です。長野や新潟ほど寒くはなく、プラスアルファの工夫をして使用するのであれば、この素材で十分だと感じました。

 ※長野、新潟、はたまた北海道などとなれば話は別。もっと厚みと保温性、さには防風性もあるものを使用するのがいいと思います。

 

 

バラクラバのいいところ

パッと見では怪しさ満点のバラクラバですが、私から見たいいところは以下の2つ。

たった2つですが、パウダーランをする際にはものすごく重要です!どれだけパウダーランが好きでも、寒いというのは動きを鈍らせ、滑る気力を奪ってしまうのです。

 

1.フェイスマスクより暖かい!

マスクって案外寒いです(素材にもよりますが)。

でもバラクラバを使用すれば、頭~首までまとめて保温でき、ビーニーとマスクを別々に使用するより確実に暖かいです。


また、バラクラバは"もじもじくん"状態で、常に布地が肌に密着しているため、フェイスマスクのように、隙間から風が肌を直撃!という部分がほとんどなく、暖かい要因となっています。

 ※鼻~目の部分は開口部ですがゴーグルをつけてしまうので、実質的には肌をさらしているとはいえない。

 

しかも降雪時はウェアのフードも被ってしまうため、バラクラバ+ビーニー+フードの3重防寒です。頭からの熱が逃げるのを防ぐだけで全然違うと実感しました。


もちろん、素材にもよるし、これ1枚だけでは防寒不足なので、ネックウォーマーの使用や、ウエアのファスナーを上まで上げるなどの工夫は必要です。

 

2.ズレない!外れない!

マスクだと、滑っているときの首の動きや受ける風、話しをしている時の口の動きなどで、案外ズレてきます。でもバラクラバの場合、繋がっているのでズレることはありませんし、ましてや外れるなんて事はないのです。


降雪時に外れたマスクを直すのがどれだけ面倒か…。グローブを外す必要もある場合だと、手も冷たくなってしまいますしね!

 

 

バラクラバ使用時に気をつけること

わたし的に大ヒット!となったバラクラバですが、使用時に気をつけたほうがいいところもあります。(注:私が購入したものの場合

 

1.風を通します

これは、私が使用したものについてであり、バラクラバ全般に言えるとは限らないのですが。

もしもモンベルに行かれることがあったらジオラインという素材を触ってみてください。正しく、薄いです。そして完全に風を通します。


なので先ほどから何度も言っているように、ネックウォーマーやウエアを上まで上げるなどの、プラスした防風対策が必要です。

 

 

2.息の吐き方に気をつけないと、ゴーグルが曇る

普通に滑っているときやリフトに乗っているときは、息が外気にそのまま逃げるので問題ないのですが、ゴンドラなどの狭い空間、風の動きのない空間に入ると、自分の吐いた息が生地内を通りあがってくるため、ゴーグルの内側が曇ってくる確率が割と高いです


そんなときは、鼻にかかる部分の布を口の下まで下げて呼吸するのがお勧めです。ゴーグル曇るのはホントにテンション下がりますからね。

 

3.女性は髪の処理を工夫する必要がある

頭からすっぽり被ってしまうため、女性、特に髪の長い方はその行き場に困ります。

私はボブヘアですので、耳に掛けてバラクラバ内に収納する髪と、顔の横からだしてしまう髪とで分けました。長くないので出してしまっても、そう邪魔にはならないのです。

その点、髪の長い方はどうしよう、となるかも。

 

降雪が強いようであれば、全て収納してしまうのがお勧めです。

 

バラクラバでないとしても、長い髪のほとんどををダラリと垂らしている人を見ますが、あれは髪によくないな~といつも見ています。とてつもなく痛むと思います。

 まず、雪山の空気は乾燥しています。そして雪が髪について濡れます。さらにそれが乾くとパサパサになります。で、痛みます

 

髪にとってはとても過酷な環境である雪山。髪を乾燥した空気に晒し出しっぱなしにすることで、さらにいじめてしまうのです。髪がかわいそうに思えて仕方ありません。(確かに、出していた方が可愛らしいのですけどね)

 

 

最後に

バラクラバの素敵さ伝わったでしょうか?

仲間内の女性でもバラクラバデビューした子がいますし、パウダーライドが人気になった今、女性の使用者がもっと増えるといいな~なんて思っています。

 

なんたって、利点があるのです!

装着する時の一瞬の人目さえ気にしなければ、快適なパウダーライドができるので、私はこれからも使い続けると思います!

 

 

【2017.12.19:追記】実際のバラクラバ装着画像

先日、2017-2018シーズンの初滑りをしてきました!

(最近は天然雪で滑れるようにならないとシーズンインしなくなってしまった…)

 

すでに降雪もありパウダー日和でしたので、実際に私がバラクラバ+ネックウォーマー+ビーニー」で装着している写真を撮ってみました。

こんな感じです。

 

 

曇り空で(降雪時なのでね…)暗くて見にくいので、解説を書き足してみます。

 

 

 

どうでしょう?思ったほど違和感ないでしょ?

 

この日は多くの女性がバラクラバを使用してるのを見ました。どんどん広まっているようで、うれしい限りです^^

まだ降雪の寒さとフェイスマスクにうんざりしているそこのアナタ!今こそ、バラクラバデビューのチャンスですよ~!快適なスノーボードライフが待っています♡

 

この記事は、管理者のメインブログ:凛と柔く で2016年10月20日に初公開したものです。当ブログへの移転に伴い・加筆修正を行っています。